ダイヤ式介護技術チェックシートは、介護職(ホームヘルパーや老人ホームの介護職員など)の介護技術を、簡便かつ客観的に評価するための手段です。2種類の得点が算出されますから、それを使って個々の介護職員の介護技術を評価したり、介護技術の弱点を明らかにして学習を促したりすることができます。

受験者(評価を受ける人)は、モデルに対して4つの介護課題を遂行し、それを2名の評価者が観察し、採点します。課題は訪問介護員(ホームヘルパー)養成研修2級課程の基本介護技術の内容に依拠していますから、2級ヘルパー以上の資格を有する人が受験対象になります。評価者は、ホームヘルパー2級介護技術指導者の有資格者もしくはそれと同等以上の技術・経験のある人でなければなりません。

ダイヤ式介護技術チェックシートを使用する際には、チェックシートの理論的前提と得点の意味を理解し、評価マニュアルに忠実に従うことが必要です。解説やマニュアルの頁に進んでください。

ダイヤ式介護技術チェックシートの開発と公開は以下の助成を受けて行われています。

  • 独立行政法人福祉医療機構(長寿社会福祉基金)助成
  • 財団法人三菱財団(社会福祉事業・研究助成)