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2017年度

介護予防訪問看護利用者像と要支援者への予防的アプローチの評価に関する実証研究

研究者
早尾弘子・石橋智昭
共同研究者
二宮彩子(文京学院大学)
研究期間
2017〜2019年度
研究概要
介謹保険制度はその持続可能性が模索される中、2006年以降予防重視型のシステムへと舵が切られている。訪問看護には「外来通院可能な要支援者には導入しづらい」「医療依存度が高くなって初めて導入される」という実態があり、介護予防の段階から医療的な視点を取り入れたかかわりについての効果を示す知見はあまりみられない。そこで本研究では、(a)介護予防訪問看護の利用者像と利用による効果の検証(介護給付及び認定調査の蓄積データを二次利用)と、(b)介護予防訪問看護における訪問看護師の役割の明確化をおこなう。本研究によって介護予防訪問看護を取り入れるケースの具体像やその効果の実態が明らかとなる。ひいては介護予防訪問看護の導入ケースを想定できる知見として、利用者への適切なサービス提供の一助となることを目指す。

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